2012年8月11日土曜日

秋はもうすぐ。

夏真っ盛りですが、雄ジカ達は闘争の秋に向けて鋭意準備中。まだ袋角ですが、立派な角がお目見えするまであと少し。まだまだ暑い日々が続きますが、なんとも秋を感じさせる光景です。確実に、着々と、秋は迫ってきています。なんだか切ない、、雄ジカ達の恋の歌(ラッティングコール)が聞こえてくると、森は本格的に秋に染まっていきます。





















今年の秋はどんな具合になるのかな。
ブナの実りが悪いのでは、、という情報もあります。

堅果類の実りには経年変化があり、林床がどんぐりで埋まるほどの豊作になることもあれば、全くと言っていいほど実りのない年もあります。原因を自然破壊と結び付けて、人間活動のせいにしようとする安易な論調もなかにはありますが、基本的にそれ自体(豊凶)は異常なことではありません。それに、地域や樹種によっても豊凶の差はあります。 クマを含め、生き物たちは、植物側の実り具合の変化に対応しながら進化してきたはずです。 豊凶があるのは、異常なことではないのですが、願うのはやっぱり平和な秋ですねぇ。山にどんぐりをバラ撒く・・なんて暴挙が起きない秋であることを祈っています。

ちなみに、最近のクマ観察は外ればっかりであります。9月に入ると撮影が難しくなるのですが、今年はなんとかミズナラにたかるクマを撮影したいなあと思っています。










0 件のコメント:

コメントを投稿